両家りょうけ)” の例文
旧字:兩家
親戚しんせき朋友ほうゆうの注意すべきことなり。一度ひとたび互に婚姻すればただ双方両家りょうけよしみのみならず、親戚の親戚に達して同時に幾家のよろこびを共にすべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これがのぞみどおり円満えんまんおさまればなん世話せわはないのでございますが、つき浮雲むらくもはなかぜとやら、なに両家りょうけあいだ事情じじょうがあって、二人ふたりうあっても一しょになることができないのでした。