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下働
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したばたらき
ふりがな文庫
“
下働
(
したばたらき
)” の例文
が、
傍
(
そば
)
へも寄せぬ
下働
(
したばたらき
)
の
漢
(
おとこ
)
なれば、
剣
(
つるぎ
)
は
此処
(
ここ
)
にありながら、其の事とも存ぜなんだ。……
成程
(
なるほど
)
、呼べ、と給仕を
遣
(
や
)
つて、鸚鵡を此へ、と急いで嬢に、で、
妼
(
こしもと
)
を立たせたのよ。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
料理人のを
下働
(
したばたらき
)
と言い、パン屋のを
丁稚
(
でっち
)
と言い、従僕のを小使いと言い、水夫のを見習いと言い、兵士のを鼓手と言い、画家のを
弟子
(
でし
)
と言い、商人のを小僧と言い、廷臣のを
扈従
(
こじゅう
)
と言い
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
銅山
(
やま
)
にはね、一万人も這入っててね。それが
掘子
(
ほりこ
)
に、シチュウに、
山市
(
やまいち
)
に、坑夫と、こう四つに分れてるんでさあ。
掘子
(
ほりこ
)
ってえな、一人前の坑夫に使えねえ奴がなるんで、まあ坑夫の
下働
(
したばたらき
)
ですね。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
が、
傍
(
そば
)
へも
寄
(
よ
)
せぬ
下働
(
したばたらき
)
の
漢
(
をとこ
)
なれば、
劍
(
つるぎ
)
は
此處
(
こゝ
)
にありながら、
其
(
そ
)
の
事
(
こと
)
とも
存
(
ぞん
)
ぜなんだ。……
成程
(
なるほど
)
、
呼
(
よ
)
べ、と
給仕
(
きふじ
)
を
遣
(
や
)
つて、
鸚鵡
(
あうむ
)
を
此
(
これ
)
へ、と
急
(
いそ
)
いで
孃
(
ぢやう
)
に、で、
妼
(
こしもと
)
を
立
(
た
)
たせたのよ。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
働
常用漢字
小4
部首:⼈
13画
“下働”で始まる語句
下働女