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一昨日
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いっさくじつ
ふりがな文庫
“
一昨日
(
いっさくじつ
)” の例文
一昨日
(
いっさくじつ
)
の旅館の朝はどうだろう。……
溝
(
どぶ
)
の上澄みのような冷たい汁に、おん羮ほどに
蜆
(
しじみ
)
が泳いで、生煮えの臭さといったらなかった。……
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「本年は陽気のせいか、例年より少し早目で、四五日
前
(
ぜん
)
がちょうど
観頃
(
みごろ
)
でございましたが、
一昨日
(
いっさくじつ
)
の風で、だいぶ
傷
(
いた
)
められまして、もう……」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はア
一昨日
(
いっさくじつ
)
は余程お悪いようでございましたが、
昨日
(
さくじつ
)
よりいたして段々御快気に
赴
(
おもむ
)
き、
今朝
(
こんちょう
)
などはお
粥
(
かゆ
)
を三椀程召上りました、其の上お力になる魚類を召上りましたが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たずねて
見
(
み
)
ると、
一昨日
(
いっさくじつ
)
から
地主
(
じぬし
)
の
老人
(
ろうじん
)
は、しゃっくりがとまらないので、すっかり
体
(
からだ
)
がよわって、
床
(
とこ
)
についているということでした。それで、
海蔵
(
かいぞう
)
さんはお
見舞
(
みま
)
いに
枕
(
まくら
)
もとまできました。
牛をつないだ椿の木
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
ドゥニャーシャ
一昨日
(
いっさくじつ
)
、トロフィーモフさんがいらっしゃいました。
桜の園
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
ところでロパーヒンさん、事のついでに一言申し添えますが、じつは
一昨日
(
いっさくじつ
)
、長靴を新調したところが、いや正真正銘のはなし、そいつがやけにギュウギュウ鳴りましてな、どうもこうもなりません。
桜の園
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
初の烏 はい、
一昨日
(
いっさくじつ
)
から、北海道の方へ。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“一昨日”の意味
《名詞》
一昨日(おととい、おとつい、いっさくじつ、いっさくにち)
今日より二日前であり、一昨昨日の次の日。
(出典:Wiktionary)
“一昨日”の解説
一昨日(いっさくじつ、おととい、おとつい、en: day before yesterday)とは、昨日の前の日、すなわち今日より2日前の日である。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
昨
常用漢字
小4
部首:⽇
9画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“一昨”で始まる語句
一昨年
一昨々日
一昨夜
一昨々年
一昨昨日
一昨
一昨晩
一昨昨夜