“ゑんぱう”の漢字の書き方と例文
語句割合
遠方100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ば先下に置き懷中くわいちうより一枚の紙取出し如何も少々の買物かひものにて氣の毒ながら此方の店は藥種やくしゆが能きゆゑ態々わざ/\遠方ゑんぱうよりして參りたれば此の十一
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ういたしまして、うも遠方ゑんぱうところ恐入おそれいります、いづれも稼業人かげふにんばかりですからなるたけ早くいたしてしまひたいとぞんじます。「其方そのはうい、机やなに立派りつぱ出来できたね。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
『そんな遠方ゑんぱうぢや無い。なんでもいゝ、早く縄をつて自由にてお呉れ。痛くてたまら無いから。』
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)