“ゑすがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繪姿66.7%
画像33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げに自然やわざが、心を獲んためまづ目をとらへんとて、人の肉體やその繪姿ゑすがたに造れるゑば 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
百人一首ひやくにんいつしゆうたほんにおいであそばす、貴方方あなたがたにはおわかりあるまい、たふと姫君ひめぎみ繪姿ゑすがたに、面影おもかげさせられた御方おかたから、おこゑがかりがありました、言葉ことばちがひありませぬ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
成程なるほど左様さう言はれて見れば、落魄らくはく画像ゑすがた其儘そのまゝの様子のうちにも、どうやら武士らしい威厳を具へて居るやうに思はるゝ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)