“われさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
我先90.9%
吾先9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我先われさき獲物えものにありつこうとかけるはとにかって突進とっしんしました。ははばとは、たくみに方向ほうこうえて、子供こどもたちのいるから、てき遠方えんぽう遠方えんぽうへとさそったのであります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがベルが鳴る、此の場合に於ける生徒等の耳はいちじるしく鋭敏になツてゐた。で鈴の第一聲が鳴るか鳴らぬに、ガタ/\廊下を踏鳴らしながら、我先われさきにと解剖室へ駈付ける。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
吾先われさきにとそのにんあたらんときそつたが、大佐たいさおもところあるごと容易ようゐゆるさない。