“りんきぶか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悋気深66.7%
嫉妬深33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし津山藩主の何とかいつた奥方は、余程悋気深りんきぶかたちだつたと見えて、殿の愛妾をめ殺した上、太腿の肉を切り取り、それをあつものにして何喰はぬ顔で殿が晩酌の膳にのぼしておいた。
主人あるじが女房に隠して、うちにいた若い女に手を附け、それがま懐妊したによって何時いつか家内の耳に入ると、悋気深りんきぶかい本妻が騒ぐから、知れぬうちに堕胎おろしてしまおうと薬を飲ますと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
てよ! あのまどからるゝ光明あかりは? あれは、東方ひがし、なればヂュリエットは太陽たいやうぢゃ!……あゝ、のぼれ、うるはしい太陽たいやうよ、そして嫉妬深りんきぶかつきころせ、彼奴あいつ腰元こしもとそもじはううつくしいのをくやしがって