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悋気深
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りんきぶか
ふりがな文庫
“
悋気深
(
りんきぶか
)” の例文
むかし津山藩主の何とかいつた奥方は、余程
悋気深
(
りんきぶか
)
い
性
(
たち
)
だつたと見えて、殿の愛妾を
縊
(
し
)
め殺した上、太腿の肉を切り取り、それを
羹
(
あつもの
)
にして何喰はぬ顔で殿が晩酌の膳に
上
(
のぼ
)
しておいた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ま
主人
(
あるじ
)
が女房に隠して、
家
(
うち
)
にいた若い女に手を附け、それがま懐妊したによって
何時
(
いつ
)
か家内の耳に入ると、
悋気深
(
りんきぶか
)
い本妻が騒ぐから、知れぬうちに
堕胎
(
おろ
)
してしまおうと薬を飲ますと
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悋
漢検1級
部首:⼼
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“悋気”で始まる語句
悋気