“しっとぶか”の漢字の書き方と例文
語句割合
嫉妬深100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫉妬深しっとぶかい私には、その桂子外泊という一事が、前の三日外泊と相まって、いちばん胸にこたえた。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)
僕は実際彼女に対して、そんなに熱烈な愛を脈搏みゃくはくの上に感じていなかったからである。すると僕は人より二倍も三倍も嫉妬深しっとぶかい訳になるが、あるいはそうかも知れない。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)