“ゆめ/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
努々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言ざるに於ては仕樣しやうが有るぞとおどし付けれどもお島は努々ゆめ/\手引など致せしおぼこれなしと答ふるを聞き安間立花の兩人目をむき出しなんぢ何故なにゆゑに知れたる事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
八重やへさぞうちつけなとあきれもせんが一生いつしやうねがひぞよ此心このこゝろつたへてはたまはるまじやうれしき御返事おへんじきたしとは努々ゆめ/\おもはねどゆゑみじかきいのちぞともられててなば本望ほんもうぞかしとうちしほるれば
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
努々ゆめ/\御座なく候と巨細ことこまやかに申立けるにぞ大岡殿なる程きぬせぬ明白なるこたへなりコリヤ藤八節を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)