“ものなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モノナリ
語句割合
物価50.0%
者也33.3%
物成16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくら物価ものなりの安かったそのころでも、働き盛りの若い者をこうたくさん置いていてはたまらない。かてて加えて人気の昇るに従ってつきあいは日一日と派手にしなければならない。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
なんとくしたがそのもつとおほい(五三)彰明しやうめい較著かうちよなる者也ものなり近世きんせいいたるがごとき、(五四)操行さうかう不軌ふきもつぱ(五五)忌諱ききをかし、しか終身しうしん逸樂いつらくし、富厚ふうこうかさねてえず。
追々お話がなかばに相成りますから、これからが面白く成りますが、兎角開けぬ其の昔のお物語は嘘のようなお話が多いというのは、物成ものなりごくお安く、唯今では物価が高直たかね
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)