トップ
>
モノナリ
ふりがな文庫
“モノナリ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ものなり
語句
割合
物成
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物成
(逆引き)
ものは
物成
(
モノナリ
)
などのものと同様、農産の義と見えるが、或は漠然とした表し方で、王朝以来の慣用発想なる某——「
物
(
モノ
)
」なる観念に入れて、運勢をものと言うたのかも知れない。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
都びとには概念であつた「ものゝあはれ」は、沖の小島の人の頭には、実感として生きてゐた。少年の思ひ深げな潤んだ瞳は、
物成
(
モノナリ
)
のとり立てにせつかれたゞけでは、島の世間に現れようがなかつた。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
モノナリ(物成)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
ものなり