“もうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毛頭91.7%
孟冬2.1%
猛闘2.1%
瞢騰2.1%
蒙頭2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、このとしてはそうした方便ほうべん必要ひつよう毛頭もうとうなく、もともと純潔じゅんけつ小供こども修行しゅぎょうには、最初さいしょから幽界ゆうかい現実げんじつ目覚めざめさせるにかぎるのじゃ。
また月令季秋雀大水に入ってはまぐりとなり孟冬もうとう雉大水に入って蜃となる、この蜃は蛤の大きなものだ
さきに身代みがわりの自分の首に引導いんどうわたして、都田川みやこだがわ水葬礼すいそうれいをおこなった快侠僧かいきょうそう、なんとその猛闘もうとうぶりの男々おおしさよ! 生命力せいめいりょく絶倫ぜつりんなことよ!
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二月こそ可けれ、三月四月に及びては、精神瞢騰もうとうとして常によえるが如く、身躰からだいたく衰弱しつ、元気次第に消耗せり。
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蒙頭もうとう盪石とうせきの二将に戦闘用意を命じ、これを左右とし、月明を利して、山を下り、張飛の軍に迫った。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)