“むびやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
无病50.0%
無病50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時七十老僧らうそう也しが、まへにいへる何村なにむらの人の不幸ふかうくらぶれば万死に一生をえられたる天幸てんかうといひつべし。よはひも八十余まで无病むびやうにして文政のすゑに遷化せんげせられき。
何故なぜはがきでもよこしはせぬ、馬鹿ばかやつがとしかりつけて、母親はゝおや無病むびやう壯健そうけんひととばかりおもふてたが、しやくといふははじめてかとむつましうかたひて、らう何事なにごと秘密ひみつありともらざりき。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)