“みけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミケン
語句割合
眉間97.3%
未見2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつも穏やかな、微笑を含んでいるような唇が曲り、眉間みけんにするどいしわが立ち、両頬の肉が切りそがれたように落ちくぼんでみえた。
刀は、惣七の額部ひたいをかすめて、むかし女のことで惣七が眉間みけんに受けた傷のうえにもう一つ傷を重ねて、血が流れたのを、お高は見た。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
結びて懷姙くわいにんなしゝ一子なるが民間みんかんに成長して後未見みけん父君ちゝぎみ將軍と成しかば證據ものたづさへて訴へ出たるなればよしお世繼よつぎとせざるまでも登用とりあげてもて生涯しやうがい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
などゝ面々めん/\は、創立さうりつさいにはこと/″\未見みけんの人であつたのもまた一奇いつきふべきであります
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)