“まいとし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毎年94.3%
毎歳5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一體いつたいこりや、了見れうけんだね」と自分じぶんかざけたものながめながら、御米およねいた。御米およねにも毎年まいとしうする意味いみとんわからなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
毎年まいとし梅雨つゆがあけると蜂の巣からは蜂の子が巣立ちをし、方々の大学からは、口髯をちよつぴり生やした若い学士が巣立ちをする。
そして正月十五日の夜は、毎歳まいとし、上元の佳節として、洛中の全戸は、紅い燈籠や青いともしびを張りつらね、老人も童児も遊び楽しむのが例になっている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはヨクイニンと読む。おまえたちが毎歳まいとし採ってくる、あのジュズ玉の皮を取ったものなのだと教えてくれた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)