“毎歳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいとし50.0%
いつも25.0%
まいさい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして正月十五日の夜は、毎歳まいとし、上元の佳節として、洛中の全戸は、紅い燈籠や青いともしびを張りつらね、老人も童児も遊び楽しむのが例になっている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「女王」といふのは毎歳いつもの村祭に、山車だしの上にさつて花輪を捧げ持つ、子供達の王様を謂ふのでした。
女王 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
京にある間は毎歳まいさい帰省するを例としてゐて、享和二年にも亦父を見て後に遠遊の途にのぼつたのであらう。享和二年の後八年は文化七年である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)