毎歳まいとし)” の例文
そして正月十五日の夜は、毎歳まいとし、上元の佳節として、洛中の全戸は、紅い燈籠や青いともしびを張りつらね、老人も童児も遊び楽しむのが例になっている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはヨクイニンと読む。おまえたちが毎歳まいとし採ってくる、あのジュズ玉の皮を取ったものなのだと教えてくれた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)