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ほっす
ふりがな文庫
“ほっす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
払子
87.1%
法主
3.2%
塵尾
3.2%
父法主
3.2%
麈尾
3.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
払子
(逆引き)
と
快川
(
かいせん
)
は、
伊那丸
(
いなまる
)
の落ちたのを見とどけてから、やおら、
払子
(
ほっす
)
を
衣
(
ころも
)
の
袖
(
そで
)
にいだきながら、
恵林寺
(
えりんじ
)
の
楼門
(
ろうもん
)
へしずかにのぼっていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほっす(払子)の例文をもっと
(27作品)
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法主
(逆引き)
九月二十五日に九条家に入り、新男爵邸に即日移り、十二月には、先発の
法主
(
ほっす
)
夫妻のあとを追って新婚旅行に、欧洲へ渡航する。しかも新郎は、英国に留学する約束だった。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
十七の一月三日、
暹羅
(
シヤム
)
皇太子が西本願寺を訪問され、武子さんも拝謁されたが、病いをおして歓迎、法要をつとめ、その縁談に進んで同意だった、父
法主
(
ほっす
)
が急に重態となり
遷化
(
せんげ
)
されたので
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ほっす(法主)の例文をもっと
(1作品)
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塵尾
(逆引き)
そのうえ口鬚が生えてりっぱな顔になりましたが、それからまた一年半ばかりすると、また夢に鬚の白い黒い冠を着けた老人が、長い
塵尾
(
ほっす
)
を持って、金甲神を伴れて来て、お前の腹を易えてやろう
涼亭:――序に代へて――
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ほっす(塵尾)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
父法主
(逆引き)
推古
(
すいこ
)
女帝に講したまいし
御経
(
おんきょう
)
ときいたが、君とは、
父法主
(
ほっす
)
でも、兄法主でもない人を指している。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ほっす(父法主)の例文をもっと
(1作品)
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麈尾
(逆引き)
春院
(
しゅんいん
)
いたずらに
更
(
ふ
)
けて、
花影
(
かえい
)
欄
(
おばしま
)
にたけなわなるを、
遅日
(
ちじつ
)
早く尽きんとする
風情
(
ふぜい
)
と見て、
琴
(
こと
)
を
抱
(
いだ
)
いて
恨
(
うら
)
み顔なるは、嫁ぎ
後
(
おく
)
れたる世の常の女の
習
(
ならい
)
なるに、
麈尾
(
ほっす
)
に払う折々の
空音
(
そらね
)
に
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ほっす(麈尾)の例文をもっと
(1作品)
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