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麈尾
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ほっす
ふりがな文庫
“
麈尾
(
ほっす
)” の例文
春院
(
しゅんいん
)
いたずらに
更
(
ふ
)
けて、
花影
(
かえい
)
欄
(
おばしま
)
にたけなわなるを、
遅日
(
ちじつ
)
早く尽きんとする
風情
(
ふぜい
)
と見て、
琴
(
こと
)
を
抱
(
いだ
)
いて
恨
(
うら
)
み顔なるは、嫁ぎ
後
(
おく
)
れたる世の常の女の
習
(
ならい
)
なるに、
麈尾
(
ほっす
)
に払う折々の
空音
(
そらね
)
に
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“麈尾”の意味
《名詞》
僧などが持つ払子。元は、虫を払う目的のもの。鹿の群れは大鹿(麈)の尾を振る方向に従うとの説話よりこの名がついた。
(出典:Wiktionary)
麈
漢検1級
部首:⿅
16画
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
“麈”で始まる語句
麈