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へうほん
ふりがな文庫
“へうほん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
標本
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
標本
(逆引き)
打越金彌は何を考へたか、
屏風
(
びやうぶ
)
の奧、更に重い坂戸を開けて、隣りの部屋に姿を隱しました。其處は亡くなつた小峰凉庵の實驗室で、簡單な
標本
(
へうほん
)
や道具や、
夥
(
おびたゞ
)
しい藥品などが用意されてあつたのです。
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
トヾの
結局
(
つまり
)
が
博物館
(
はくぶつくわん
)
に
乾物
(
ひもの
)
の
標本
(
へうほん
)
を
残
(
のこ
)
すか
左
(
さ
)
なくば
路頭
(
ろとう
)
の
犬
(
いぬ
)
の
腹
(
はら
)
を
肥
(
こや
)
すが
世
(
よ
)
に
学者
(
がくしや
)
としての
功名
(
こうみやう
)
手柄
(
てがら
)
なりと
愚痴
(
ぐち
)
を
覆
(
こぼ
)
す
似而非
(
えせ
)
ナツシユは
勿論
(
もちろん
)
白痴
(
こけ
)
のドン
詰
(
づま
)
りなれど、さるにても
笑止
(
せうし
)
なるは
世
(
よ
)
の
是
(
これ
)
沙汰
(
さた
)
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
僕は
如何
(
いか
)
なる時代でも、
蒐集癖
(
しうしふへき
)
と云ふものを持つたことはない。もし持つたことがあるとすれば、年少時代に昆虫類の
標本
(
へうほん
)
を集めたこと位であらう。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(6作品)
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