“ふくさつゝみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帛紗包50.0%
服紗包50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持歸りし後に其帛紗包ふくさつゝみが落て有しと申に夫は此金かと財布さいふまゝ投出なげださるゝを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て吃驚びつくりなしコレ/\貴殿こなたゆゑに私は此とほり御番所へ送られ迷惑めいわく致せり貴殿が落して置た帛紗包ふくさつゝみ大方取に來るで有うと思ひ今日迄まつて居しにヤレ/\うれしやとなみだを流しながら正面しやうめんに向ひ右の帛紗ふくさ包を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うかゞへばひるつかれかすや/\とやす寢入ねいり居り夜具の上よりゆかとほれと氷のやいばなさけなくも只一つき女は苦痛くつうの聲も得立ずあへなくもいきたえたれば仕濟しすましたりととこの下よりくだん服紗包ふくさつゝみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)