“ひざうむすめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祕藏娘50.0%
秘蔵娘50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが、哥太寛こたいくわんふ、此家こゝ主人あるじたち夫婦ふうふ祕藏娘ひざうむすめで、今年ことし十八にる、哥鬱賢こうつけんうてね、しま第一だいいちうつくしいひとのものにつたの。和蘭陀オランダ公子こうし本望ほんまうでせう……じつそれのぞみだつたらしいから——
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
第一に年齢としちがせゐもあつたが、和上は学者で貧乏を苦にせぬ豪邁がうまい性質たち、奥方は町家の秘蔵娘ひざうむすめひまが有つたら三味線を出して快活はれやか大津絵おほつゑでも弾かう
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)