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大津絵
ふりがな文庫
“大津絵”のいろいろな読み方と例文
旧字:
大津繪
読み方
割合
おおつえ
85.7%
おほつゑ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおつえ
(逆引き)
ときに叔父上、あなたもめっきりお年をとりましたな、そうしてションボリと文机のまえに坐っているところなんざ、まさに
大津絵
(
おおつえ
)
の鬼の念仏。
顎十郎捕物帳:12 咸臨丸受取
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
丁度
大津絵
(
おおつえ
)
とか
泥絵
(
どろえ
)
とかいうものの如く、即ちゲテモノとしての面白味であって、偶然、非常に面白いものがあり、また非常に下等なものがあるのです
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
大津絵(おおつえ)の例文をもっと
(12作品)
見る
おほつゑ
(逆引き)
第一に
年齢
(
とし
)
の
違
(
ちが
)
ふ
故
(
せゐ
)
もあつたが、和上は学者で貧乏を苦にせぬ
豪邁
(
がうまい
)
な
性質
(
たち
)
、奥方は町家の
秘蔵娘
(
ひざうむすめ
)
で
暇
(
ひま
)
が有つたら三味線を出して
快活
(
はれやか
)
に
大津絵
(
おほつゑ
)
でも弾かう
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
自分は反動的に気がふさぎ出したから、小林君に又
大津絵
(
おほつゑ
)
でも唄ひませんかと、云つた。小林君は
脇息
(
けふそく
)
によりかかりながら、子供のやうに笑つて、いやいやをした。
京都日記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大津絵(おほつゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“大津絵”の解説
大津絵(おおつ-え)とは、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱っており、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として知られていた。
大津絵の画題を唄い込んだ元唄・音曲・俗曲(大津絵節)、大津絵節を元に踊る日本舞踊の一種(大津絵踊り)にも、「大津絵」の名がついている。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
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