“ばんち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
番地53.3%
蕃地40.0%
蛮地6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけ横濱よこはまはうはせてやうとおもつたが、つい番地ばんち町名ちやうめいいてかなかつたので、うすること出來できなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
たとえば南洋なんよう蕃地ばんちさんする、華麗かれいなちょうのようなはなをつけたもの、はなじま波浪はろうせるがけのうえに、ぶらさがっているというみじかいもの
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おびただしい巡査がいま迄の蛮地ばんちのエロチシズムの掃除を始めて、街は伝統とカルチュアが支配する帝王色に塗りかえられた。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)