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はるいへ
ふりがな文庫
“はるいへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
春家
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春家
(逆引き)
處
(
ところ
)
を、
君達
(
きみたち
)
、それ
見
(
み
)
よ
春家
(
はるいへ
)
。と、
袖
(
そで
)
を
去
(
さ
)
る
事
(
こと
)
一尺
(
いつしやく
)
ばかり。
春家
(
はるいへ
)
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
は
朽
(
くち
)
し
藍
(
あゐ
)
のやうに
成
(
な
)
つて、
一聲
(
ひとこゑ
)
あつと
叫
(
さけ
)
びもあへず、
立
(
た
)
たんとするほどに
二度
(
にど
)
倒
(
たふ
)
れた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夏
(
なつ
)
の
比
(
ころ
)
、
染殿
(
そめどの
)
の
辰巳
(
たつみ
)
の
山
(
やま
)
の
木隱
(
こがく
)
れに、
君達
(
きみたち
)
、
二三人
(
にさんにん
)
ばかり
涼
(
すゞ
)
んだ
中
(
うち
)
に、
春家
(
はるいへ
)
も
交
(
まじ
)
つたが、
此
(
こ
)
の
人
(
ひと
)
の
居
(
ゐ
)
たりける
傍
(
そば
)
よりしも、
三尺許
(
さんじやくばか
)
りなる
烏蛇
(
くろへび
)
の
這出
(
はひで
)
たりければ、
春家
(
はるいへ
)
はまだ
氣
(
き
)
がつかなかつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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