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はりつけばしら
ふりがな文庫
“はりつけばしら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
磔柱
60.5%
磔刑柱
39.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
磔柱
(逆引き)
磔柱
(
はりつけばしら
)
は周囲の
竹矢来
(
たけやらい
)
の上に、
一際
(
ひときわ
)
高く十字を描いていた。彼は天を仰ぎながら、何度も高々と祈祷を唱えて、恐れげもなく
非人
(
ひにん
)
の
槍
(
やり
)
を受けた。
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
磔柱
(
はりつけばしら
)
の罪人が引廻しの
状
(
さま
)
をさせて頂き、
路傍
(
みちばた
)
ながら
隠場所
(
かくればしょ
)
の、この山崩れの
窪溜
(
くぼたまり
)
へ参りまして、お
難有
(
ありがた
)
い
責折檻
(
せめせっかん
)
、
苛責
(
かしゃく
)
を頂いた儀でござります。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はりつけばしら(磔柱)の例文をもっと
(23作品)
見る
磔刑柱
(逆引き)
金箔
(
きんぱく
)
を押した
磔刑柱
(
はりつけばしら
)
を馬の前に立てて上洛したのは此時の事で、それがしの
花押
(
かきはん
)
の
鶺鴒
(
せきれい
)
の眼の
睛
(
たま
)
は一
ト
月に三たび処を
易
(
か
)
えまする、此の書面の花押はそれがしの致したるには
無之
(
これなく
)
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
その間に当の罪人は、土壇場へ曳かれて行って馬から卸される、卸されたところに
磔刑柱
(
はりつけばしら
)
が寝ている。下働きと非人と人足の都合六人が、罪人を取って抑えて、これを柱へ縛りつけようというのです。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はりつけばしら(磔刑柱)の例文をもっと
(15作品)
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