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はつびやう
ふりがな文庫
“はつびやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
發病
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
發病
(逆引き)
それは
食料
(
しよくれう
)
と
薪
(
まき
)
との
不廉
(
ふれん
)
な
供給
(
きようきふ
)
を
仰
(
あふ
)
がねばならぬからである。
勘次
(
かんじ
)
はお
品
(
しな
)
の
發病
(
はつびやう
)
から
葬式
(
さうしき
)
までには
彼
(
かれ
)
にしては
過大
(
くわだい
)
な
費用
(
ひよう
)
を
要
(
えう
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
驚
(
おどろ
)
いて
來
(
き
)
て
見
(
み
)
ればもうこんな
始末
(
しまつ
)
である。
卯平
(
うへい
)
も
泣
(
な
)
いた。
彼
(
かれ
)
は
煙管
(
きせる
)
を
噛
(
か
)
んでは
只
(
たゞ
)
舌皷
(
したつゞみ
)
を
打
(
う
)
つて
唾
(
つば
)
を
嚥
(
の
)
んだ。
勘次
(
かんじ
)
は
只
(
たゞ
)
泣
(
な
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
彼
(
かれ
)
はお
品
(
しな
)
の
發病
(
はつびやう
)
からどれ
程
(
ほど
)
苦心
(
くしん
)
して
其
(
その
)
身
(
み
)
を
勞
(
らう
)
したか
知
(
し
)
れぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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