“はっぴ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハッピ
語句割合
法被72.2%
半被18.5%
半臂3.7%
八臂1.9%
半纏1.9%
羽被1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠くでもハッキリ見えたが、近寄って来ると、その白い円いものは法被(はっぴ)の上の染め抜きで、暗紅色(あんこうしょく)のふちぬいの中にあることを知った。
薬 (新字新仮名) / 魯迅(著)
農夫とは思われぬ伊達(だて)な顎(あご)や口元が、若若しい精気に満ち、およそ田畑とは縁遠い、ぬらりとした気詰りで、半被(はっぴ)を肩に朝湯にでも行きそうだ。
匝(めぐ)らせておるが、上のモは時として身幅に足らぬこともある。秋の境の涼しい朝夕には、キヌの上にさらに半臂(はっぴ)を着る
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
法を護る諸天善神達は絢爛(けんらん)なる甲冑に槊(ほこ)、剣、戟、金剛杵(こんごうしょ)、弓箭(ゆみや)にて働く。或は三面に八臂(はっぴ)なるあり、或は一面に三眼を具するもある。
阿難と呪術師の娘 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「玉井組は、半纏(はっぴ)に、ここの金比羅さんと同じマークをつけとるなあ。生意気な」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
といいながら、羽被(はっぴ)の紺の香(にお)いの高くするさっきの車夫が、薄い大柄(おおがら)なセルの膝掛(ひざか)けを肩にかけたままあわてたように追いかけて来て、オリーヴ色の絹ハンケチに包んだ小さな物を渡そうとした。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)