“ぬりえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
塗柄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打水(うちみづ)のあと輕(かろ)く庭下駄(にはげた)にふんで、裳(もすそ)とる片手(かたて)はすかし骨(ぼね)の塗柄(ぬりえ)の團扇(うちわ)に蚊(か)を拂(はら)ひつ、流(なが)れに臨(のぞ)んで立(たつ)たる姿(すがた)に、空(そら)の月(つき)恥(はぢ)らひてか不圖(ふと)かゝる行(ゆ)く雲(くも)の末(すゑ)あたり俄(にわか)に暗(くら)くなる折(をり)しも
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
三十位に見える大丸髷(おおまるまげ)の年増(としま)が、其の比(ころ)流行(はや)った縮緬細工(ちりめんざいく)の牡丹燈籠を持ち、其の後から文金の高髷(たかまげ)に秋草色染の衣服を著(き)、上方風の塗柄(ぬりえ)の団扇(うちわ)を持った十七八に見える姝(きれい)な女が
円朝の牡丹灯籠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)