“にざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仁三40.0%
仁佐20.0%
仁左20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓の下へ寄っていた三人の黒衣くろご、四ツ目屋の新助、お人よしの率八、雲霧の仁三にざを取り囲んで、追っ馳け追ン廻す物音の様子であります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うしろやまで、ほオほオとふくろういていて、がけうえ仁左にざもんさんのいえでは、念仏講ねんぶつこうがあるのか、障子しょうじにあかりがさし、木魚もくぎょおとが、がけしたのみちまでこぼれていました。もうよるでありました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
悪魔はおかしさをこらえてましてきっていましたが、今こうして、ハイカラな洋服の紳士の頭にのっかって、にざやかな大通りを通ってるうちに、非常に愉快な得意な気持ちになって
不思議な帽子 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)