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なにやう
ふりがな文庫
“なにやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
何樣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何樣
(逆引き)
思召
(
おぼしめし
)
ての再吟味の御願ひ御許しなきのみか
剩
(
あまつ
)
さへ閉門を仰付られ候
段
(
だん
)
は
誠
(
まこと
)
に是非もなき次第なり此上は
何樣
(
なにやう
)
の御沙汰
有
(
あら
)
んも計り難しと
愁傷
(
しうしやう
)
の
體
(
てい
)
なれば越前守には此體を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぞ掛たりける
頓
(
やが
)
て引立られし長庵が心の内には
驚怖
(
おどろけ
)
ども
奸惡
(
かんあく
)
長
(
たけ
)
し
曲者
(
くせもの
)
なれば何の調べか知ねども我がした惡事は
皆
(
みな
)
無證據
(
むしようこ
)
何樣
(
なにやう
)
に吟味筋が有るにもせよ此長庵が
舌頭
(
ぜつとう
)
にて左りを
糺
(
たゞ
)
せば右へ
拔
(
ぬけ
)
右を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
山野邊主税之助
(
やまのべちからのすけ
)
と申する者なり越前殿には中納言樣へ御目通り御願の由然る所中納言樣には
先達
(
せんだつ
)
てより
御所勞
(
ごしよらう
)
なり夜陰の御
入來
(
じゆらい
)
何樣
(
なにやう
)
の儀なるや御口上承まはる
可
(
べし
)
との御意なりと
叮嚀
(
ていねい
)
に
相述
(
あひのべ
)
ければ越前守頭を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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