“どうらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道楽90.9%
蕩楽9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彦兵衛にたった一つの道楽どうらくはこれだった。自分の心にとがめるような事をした後では、きっとそこへ入って念仏ねんぶつを云う。
鍋島甲斐守 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いずれも弓矢ゆみやたずさえ、うままたがって、たいへんなさわぎで出掛でかけたものでございます。ちち武人ぶじんではないのですが、それでも山狩やまがりがなによりの道楽どうらくなのでした。
夜にりては「レローイ」珈琲館かひいかんと云えるに行きたま歌牌かるたの勝負を楽むが捨難すてがた蕩楽どうらくなりしが、一夜あるよ夫等それらの楽み終りて帰り来り、球突たまつきたわむれを想いながら眠りにつきしに
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)