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てんだいけん
ふりがな文庫
“てんだいけん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天台縣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天台縣
(逆引き)
台州
(
たいしう
)
から
天台縣
(
てんだいけん
)
までは六十
里
(
り
)
半
(
はん
)
程
(
ほど
)
である。
日本
(
にほん
)
の六
里
(
り
)
半
(
はん
)
程
(
ほど
)
である。ゆる/\
輿
(
よ
)
を
舁
(
か
)
かせて
來
(
き
)
たので、
縣
(
けん
)
から
役人
(
やくにん
)
の
迎
(
むか
)
へに
出
(
で
)
たのに
逢
(
あ
)
つた
時
(
とき
)
、もう
午
(
ひる
)
を
過
(
す
)
ぎてゐた。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
閭
(
りよ
)
は
前日
(
ぜんじつ
)
に
下役
(
したやく
)
のものに
言
(
い
)
つて
置
(
お
)
いて、
今朝
(
けさ
)
は
早
(
はや
)
く
起
(
お
)
きて、
天台縣
(
てんだいけん
)
の
國清寺
(
こくせいじ
)
をさして
出掛
(
でか
)
けることにした。これは
長安
(
ちやうあん
)
にゐた
時
(
とき
)
から、
台州
(
たいしう
)
に
著
(
つ
)
いたら
早速
(
さつそく
)
往
(
ゆ
)
かうと
極
(
き
)
めてゐたのである。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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