“てむけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
手向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「好きで手向てむけえをするんじゃねえ、てめえたちが手向えをするように仕かけるから手向えするんだ、素直すなおおいらとムクを通してくれ、道をあけて通してくれりゃ文句はねえんだ、やい通しやがれ」
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あは手向てむけはなに千ねんのちぎり萬年まんねんじやうをつくして、れにみさをはひとりずみ、あたら美形びけい月花つきはなにそむけて、何時いつぞともらずがほに、るや珠數じゆずかれては御佛みほとけ輪廻りんゑにまよひぬべし
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)