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ぢしんがく
實に
著者の
如きは、
地震學が
今日以上に
進歩しなくとも、
震災の
殆んど
全部はこれを
免れ
得る
手段があると
考へてゐるものゝ
一人である。
それやこれやの
關係で、
日本は
地震學開發の
國といはれてゐるのであるが、
然し
其開發者の
重な
人々は
外國人、
特にイギリス
人であつた。
いづれも
有益な
資料であつて、
今日でも
地震學について
何か
研究でも
試みんとするものゝ、
必ず
參考すべき
古典書である。