“ちょうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彫刻64.3%
肇国14.3%
彫物7.1%
超剋7.1%
雕彫7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人をモデルにして不満足ふまんぞくというだいなり彫刻ちょうこくなり作ったならばと思われる。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「しごとをするといって、こいつは、いったい、どんなしごとをするんだろう。のんきらしく、彫刻ちょうこくでもはじめるつもりだろうか?」
魔法人形 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そして肇国ちょうこくの精神に立ちかえって、皇道の何たるかを深く体得して、その実現を期するものと思われる。
日本的童話の提唱 (新字新仮名) / 小川未明(著)
昭和十六年一月十四日閣議決定の発表に「肇国ちょうこくの精神に反し、皇国の主権を晦冥かいめいならしむるおそれあるが如き国家連合理論等は之を許さず」との文句がある。
戦争史大観 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
あんなもんじゃないよ。あれは、ほりもの大工で、宮彫みやほりというんだが、俺のいう高村東雲先生の方は、それあ、もっと上品なものなんだ。仏様だの、置き物だの、手間てまの掛かった、ひんの好い、本当の彫物ちょうこくをこしらえるんで、あんな、稲荷町の荒っぽいものとは訳が違うんだ。
しかしそのことは、実は和歌文学が「詩」をまもるために如何に超剋ちょうこくすべく困難な時代へ乗りかけてきていたかということを物語るものなのである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
それはてすり雕彫ちょうこくをした朱のまどの見える美しい舟であったが、中から笙に合せて歌う歌声がかすかに聞えていた。
西湖主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)