“てうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彫刻81.8%
肇国9.1%
肇國9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも龍の彫刻てうこくに通ふ入口を爭ひ乍ら水槽の深みの中に、短刀を握つてスレスレにゐたのですから、お村より外に、お松を殺せる條件を握つて居る者は一人もありません。
我々は、先祖以来二千六百年来の皇恩を思ひ、現在日本国民たるの多幸を思はば、一致団結、今次の大業のために、身命を捧げ、以て二千六百年肇国てうこく以来の皇謨くわうぼを扶翼し奉るべきであると思ふ。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
仰げよ萬世一系の皇統、巍々ぎぎたる皇謨くわうぼは無限にす。ああ、八かう肇國てうこく青雲せいうんは頭上にある。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)