“ちやうやくにん”の漢字の書き方と例文
語句割合
町役人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆手（さかて）に持（もち）し儘（まゝ）氣（き）を失（うしな）ひて倒（たふ）れ居（ゐ）たりしかば是は何事（なにごと）ならんと氣付（きつけ）を與（あた）へて樣子（やうす）を聞（きく）に敵討（かたきうち）なりと申故（ゆゑ）半左衞門（はんざゑもん）大（おほ）いに驚き早々（さう／＼）町役人（ちやうやくにん）を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
當（たう）將軍の御落胤（らくいん）なれば徳川の表札御紋付の幕も更に憚（はゞか）る儀にあらずと彼紅屋等（かのべにやら）に語りし如く空嘯（そらうそ）ふいて告ければ四郎右衞門は今更詮方（せんかた）なく迷惑（めいわく）が無ればよしと心中に思ふのみ乍ら捨置（すておい）ては無念ならんと此段奉行所（ぶぎやうしよ）へ町役人（ちやうやくにん）同道（どうだう）にて訴へ出（いで）其趣（おもむき）は
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)