“ちやうぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丈夫50.0%
町歩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
群集ぐんしふさら時分じぶん見計みはからつてはぐら/\とはしらたふさうとした。丈夫ちやうぶはしらはまだ火勢くわせいがあたりをとほざけて確乎しつかつてた。村落むら人々ひと/″\漸次だんだんかへつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其処は七八町歩ちやうぶの不規則な形をした田になつてゐて、刈り取つた早稲の仕末をしてゐる農夫の姿が、機関仕掛からくりじかけ案山子かかしのやうに彼方此方あちこちに動いてゐた。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)