“町歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぶ80.0%
ちやうぶ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、あくる朝、その辺に住む人達が働きに出ようとして、何町歩ちょうぶかの土地に黒い灰がちらばっているのを見てびっくりしました。
その飯田高原は奥行二里幅三里ほどあって、一千町歩ちょうぶが水田になっているほかはすべて小さい熊笹の生い繁った高原である。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
其処は七八町歩ちやうぶの不規則な形をした田になつてゐて、刈り取つた早稲の仕末をしてゐる農夫の姿が、機関仕掛からくりじかけ案山子かかしのやうに彼方此方あちこちに動いてゐた。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)