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町歩
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ちょうぶ
ふりがな文庫
“
町歩
(
ちょうぶ
)” の例文
しかし、あくる朝、その辺に住む人達が働きに出ようとして、何
町歩
(
ちょうぶ
)
かの土地に黒い灰がちらばっているのを見てびっくりしました。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
その飯田高原は奥行二里幅三里ほどあって、一千
町歩
(
ちょうぶ
)
が水田になっているほかはすべて小さい熊笹の生い繁った高原である。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
若
(
もし
)
くは波浪に
砕
(
くだ
)
かれてしまったが、それでも現存している島、大なるは二、三
町歩
(
ちょうぶ
)
にわたり
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
ユイのじっさいを今すこしくわしく言って見ると、たとえばここに三
町歩
(
ちょうぶ
)
とか四町歩とか、ちょうどふつうの家の屋根が二
戸
(
こ
)
葺けるだけの、萱の生える共有地があるとする。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
面積は三
町歩
(
ちょうぶ
)
あまり、
梢
(
こずえ
)
にいる
小禽
(
しょうきん
)
が高くて撃てぬと狩猟家である上野さんの説明通り樟はいずれも高くのびており殆ど純林をなしていて、木漏日が
僅
(
わずか
)
にさし、
堆
(
うずた
)
かいほど落葉が積んでおり
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
▼ もっと見る
幾
町歩
(
ちょうぶ
)
もある森林や、牧場や、草刈場や、耕地などのある農家が、あまり沢山あるので、子供達の頭は一杯になってしまって、そうしたいろいろのものを、みんな詰め込みきれないほどだった。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
“町歩”の意味
《名詞》
山林や田畑の面積の単位。1町歩は約9917.36m2。
(出典:Wiktionary)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
“町”で始まる語句
町
町家
町中
町方
町内
町屋
町端
町人
町々
町角