“だうじま”の漢字の書き方と例文
語句割合
堂島100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偖又堂島だうじまの小間物屋彦兵衞は彌七の請人うけにん勘兵衞事御仕置になりしかば大いに驚きしが是非なく三十兩の品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天満組てんまぐみとは北組の北界きたざかひになつてゐる大川おほかはより更に北方に当る地域で、東は材木蔵ざいもくぐらから西は堂島だうじま米市場こめいちばまでの間、天満てんま青物市場あをものいちば天満宮てんまんぐう総会所そうくわいしよ等を含んでゐる。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
堂島だうじまの仲買人曾我某氏がいつぞや帝国飛行協会に一万円を寄附した事があつた。その縁故で、ある時飛行熱心の長岡中将が堂島あすこの仲買業者を集めて、一寸した話をした事があつた。
よびかいへ上り三人ひざ突合つきあはせしに彦三郎はこゑひそめ御家内樣御聞下されても相成あひなり申さずとずつかべきはへ寄り私は大坂おほさか堂島だうじまの彦三郎と申者なるが昨夜さくや御當地ごたうち到着たうちやくいたまだ宿やども取らず夜の明るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)