“だいおんじまへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大音寺前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、大音寺前だいおんじまへねえさん、一葉女史いちえふぢよしが、すなはそでいて拍子ひやうしつた所以ゆゑんである。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お齒ぐろ溝に燈火ともしびうつる三階の騷ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行來ゆきゝにはかり知られぬ全盛をうらなひて、大音寺前だいおんじまへと名は佛くさけれど、さりとは陽氣の町と住みたる人の申き
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
このほどのことかゝんもくだ/\しや大音寺前だいおんじまへにてめづらしきこと盲目按摩めくらあんまの二十ばかりなるむすめ、かなはぬこひ不自由ふじゆうなるうらみてみづいけ入水じゆすいしたるをあたらしいこととてつたへるくらゐなもの
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)