“たちより”の漢字の書き方と例文
語句割合
立寄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古風にさしたり袋棚ふくろだなの戸二三寸明し中より脇差わきざしこじりの見ゆれば吉兵衞は立寄たちよりて見れば鮫鞘さめざやの大脇差なり手に取上とりあげさやを拂て見るに只今人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かの商人あきびと立寄たちより見れば、最前さいぜん焼飯やきめしうりたる農夫なりしとぞ。
便りにさがし廻る中大井川の彼方なる岡の方に何やら犬のくはへて爭ひ居していゆゑ立寄たちよりしに犬は其品を置て一さんにげ行しまゝ右の品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かの商人あきびと立寄たちより見れば、最前さいぜん焼飯やきめしうりたる農夫なりしとぞ。
はうむりて修羅しゆら妄執まうしふはらし申さんとて千住小塚原こづかはらの御仕置場へ到り非人ひにんの小屋へ立寄たちよりちと御頼み申度ことありてまゐりたり昨日御仕置になりたる武州幸手宿富右衞門のくび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)