“そめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソメ
語句割合
73.8%
23.1%
曽女1.5%
染法1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもあの時、思いがけない、うっかりした仕損しそこないで、あの、おそめの、あのからだに、胸から膝へ血を浴びせるようなことをした。——
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白馬節会あおうまのせちえの白馬を青馬とますを古く不審いぶかしく思うた人少なからぬと見え、平兼盛たいらのかねもりが「ふる雪に色もかはらてくものを、たれ青馬となづそめけん」
彼女は名を曽女そめといった、同家中の足軽組頭の娘で十六のとき来栖家へ嫁し、十九で道之進を生んだが、二十五歳のときに良人に死なれて以来
夜明けの辻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
染法そめは、搗染つきぞめといって、何度も染料にかけた藍の布を、うすに入れては、きねくのだった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)