“そのかほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其顏77.8%
其面11.1%
其顔11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其顏そのかほ不審いぶかしげにあふぎて、姉樣人形ねえさまにんぎやうくださるか、げまするとわづかにうなづ令孃ひめ甚之助じんのすけうれしくたちあがつて、つたつた。
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
渡部の声は激動せり、其面そのかほは赤く輝けり、冷茶一喫いつきつ、彼は其の温清なるまなこを再び紙上に注ぐ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
其顔そのかほ自分じぶんかほであつたんだらうにトさうおもひながらやぶれたかきあなとここしをかけてぼんやりしてた。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)