“そのおも”の漢字の書き方と例文
語句割合
其面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて血潮にまみれたる障子と板の間を引き剥がし、裏口を流るゝ谷川へ片端かたはしより投込むてい、事も無げなる其面そのおももち。白痴か狂人かと疑はれ、無気味にも亦恐ろしゝ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
大洋の水、まづ其面そのおもを曇らせ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)