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そのかお
ふりがな文庫
“そのかお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其面
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其面
(逆引き)
私は
其面
(
そのかお
)
を
凝
(
じっ
)
と視ていた。すると、
何時
(
いつ
)
の間にか母が
側
(
そば
)
へ来ていて、泣声で、「息を引取る迄ね、お前に逢いたがりなすってね……」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
何心なく
其面
(
そのかお
)
を
瞻上
(
みあ
)
げて尾を
掉
(
ふ
)
る所を、思いも寄らぬ太い棍棒がブンと風を
截
(
き
)
って来て……と思うと、又胸が一杯になる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
私は黙って
其面
(
そのかお
)
を視たばかりで、又
窃
(
そっ
)
と車の行った方角を振向いて見ると、最う車は先の横町を曲ったと見えて、
此方
(
こちら
)
を向いて来る沢山の子供の顔が見えるばかりだ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
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(1作品)
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