其面そのおも)” の例文
さて血潮にまみれたる障子と板の間を引き剥がし、裏口を流るゝ谷川へ片端かたはしより投込むてい、事も無げなる其面そのおももち。白痴か狂人かと疑はれ、無気味にも亦恐ろしゝ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
大洋の水、まづ其面そのおもを曇らせ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)